山口県美祢市に拠点がある山口県の片付けスペシャリスト　住まいるマイスターです。

県内の色々な地域で片付けをさせていただく中で、様々なモノを目にする機会があります。箱に入ったまま未使用のモノ、数回しか使っていないであろうモノ、使い古された思い入れのあるであろうモノ。本当にたくさんのモノに出会います。依頼してくださった方がいくつか持ち帰られる場合もありますが、全てのモノを持って帰られるという事はないです。

モノを活かせないか。

基本的には、どんなモノも処分するというの流れです。中には、お金に代わるものもあるのですが、全ての家にお金に代わるものがあるわけではないのが現状です。

近年、片付けに関することをテレビで取り上げられることも多くなってきており、関心が高くなっている分野であることをすごく感じています。ただ、そんな中ですべてのモノを処分することが本当に良いことなのだろうか。と、昨年末あたりからすごく考えるようになりました。

もしも、必要としている人、場所があるならば、そういったところへ届けることが良いのではないだろうか。そんなことを考えながら、県内だけでなく県外にも足を運び様々な方とお会いさせていただきました。

そういった行動をしていく中で、私達だからこそできることがあるという事も少しずつですが見えてきたように思います。もちろん、お客様に提案させていただき活動にご理解いただいたうえでのお話になります。お客様が断られるようでしたら処分するように業務を進めていきますし、ご理解いただけるようでしたらどうなったのかまでご説明させていただくようにしています。

活かすことが出来た話。

先日、防府市で片付けのご依頼をいただいた際に、ご説明をさせていただきました。お客様からは、「使ってもらえるものがあれば少しでも持って帰ってもらいたい。」というお返事いただきましたので、求められているものをお届けに上がらせていただきました。

全てのモノを届けられるわけではないのですが、必要としてくださっている場所に必要なモノを届けることで喜ばれる方がいらっしゃるという事です。こうやって、循環することが出来るならばもっともっと良い社会になっていくような気がしています。

“想い”を大切にすること。

モノであふれた社会になっている一方で、必要としている人がいるのも事実です。今回届けたモノは、誰の手に届くのかはわかりませんが、必要としている方の元へ届くのは間違いないです。こうやって、誰かが喜んでもらえるようなお手伝いが出来るよう今後も頑張っていきます。

出来る片付けから始めてみるのもよいかもしれませんね。